ネットショップ担当者のみなさん、更新作業は順調ですか?
商品撮影、新商品の登録作業、受注処理、お客様対応、販促企画立案・・・・etc。
やることが多いだけに、順序立てて出来ていますでしょうか?
今回から5回連載で、初めてネットショップ運営される方への基礎知識、またネットショップを運営する上で
ぜひおさえて頂きたいポイントなどをご紹介させて頂きますのでよろしくお願いします。
お店の形態で集客方法が違う?
さて、今回は「ネットショップへの集客」についてお話したいと思いますが、
ひとまずにネットショップと言いましても大きく分けて2つの形態があります。
「ショッピングモール店」と「独自ドメイン店」です。
ネットショップがどちらの形態に属するかによって、集客方法が異なってきます。
まずはそれぞれの形態の特徴からご説明します。
●ショッピングモール店
そもそも「ショッピングモール」とは、複数のネットショップがひとつのサイトにまとまっており、
様々な商品を販売するウェブサイトのことを指します。
「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「ビッダーズ」などが国内で有名です。
主にモールを運営している会社が販促活動(メルマガ配信・販売企画)を行うことでモール内に集客するため、
ある程度の集客が見込めます。
●独自ドメイン店
ショッピングモールには属さずに、独自にネットショップを構築・運営するネットショップのことを指します。
※モール店と区別する為に「自社サイト」「本店」などと呼ばれたりしています。
「カゴラボ」はこの独自ドメイン店に属します。
ショッピングモール店とは違い店舗独自の集客方法が可能であり、販促方法も自由に行うことが可能です。
リスティング広告・SEO対策などの検索エンジンを活用した集客活動、アフィリエイト広告など集客方法は様々です。
5つの集客方法でアクセス数アップ!
今回はこの「独自ドメイン店」での集客方法についてお話させて頂きます。
ネットショップへの集客方法としては、基本的に以下の5つがメインとなります。
5つの集客方法■検索エンジンでの検索結果からの集客
■他サイトでの広告掲載やリスティング広告からの集客
■自店舗会員向けのメールマガジンでの集客
■クチコミによる集客
■アフィリエイトを用いた集客
その他、リリース配信やマス広告などがありますがここでは主な上記5つにフォーカスさせて頂きます
■検索エンジンでの検索結果からの集客
「Google」「Yahoo!」などの検索エンジンからの検索結果(自然検索・・オーガニック検索)からのユーザー流入を促進させる方法。
有効的な手段としてSEO(Search Engine Optimization)対策が挙げられます。
ユーザーが検索しそうなキーワードで結果表示を上位表示させることで、そこからの流入を促すという方法です。
※カゴラボの管理画面にはSEO対策に有効な設定項目等があります。
くわしくは弊社サポートセンターまでご連絡下さい!
◆SEOの基本的な考え方は、別コンテンツにて紹介していますのでコチラもあわせて御覧ください。
<オンラインカリキュラム>
ここまでできる!カゴラボ基本のSEO講座 Vol.1「SEO対策」その前に
■他サイトでの広告掲載やリスティング広告からの集客
ネットショップで扱っている商品に関連性のあるサイトへの広告出稿や、検索エンジンでの広告(リスティング広告)
などでユーザー流入を促進させる方法。
ただし、「広告掲載サイト」や「キーワード設定」などがターゲットユーザーとマッチしていない場合は費用対効果が
悪くなってしまいます。
アクセス解析などで、「どのようなキーワードで来ているのか?」「どのような層のユーザーが訪れているのか」を把握し、
ターゲットを決めた上で利用されると効果的です。
◆リスティング広告の詳細は、別コンテンツにて紹介していますのでコチラもあわせて御覧ください。
<オンラインカリキュラム>
実践!リスティング広告で始める集客~Vol.1 まずは基本!リスティング広告とは~
■自店舗会員向けのメールマガジンでの集客
自店舗の既存会員向けに、「新商品のご案内」「セール開催中」などの情報発信することで集客する方法です。
既存顧客に大してリピート促進だけでなく、ショップのブランディングにも活用できるメルマガは継続的なメッセージを
送ることができるコミュニケーション手段の一つでもあります。
ただ単純にメルマガを送るのではなく、店長やスタッフの人柄をアピールしたり、件名を工夫して開封率を上げたりなど
メルマガ会員に読んでもらうテクニックが必要です。
メルマガに関しては違う機会に詳しくご説明致します。
■クチコミによる集客
同じ情報でもネット上でふと見かけた情報よりも、信頼している人からの情報の方がより「信頼」出来ますよね?
クチコミでの集客については昔からよくある「お客様をご紹介下さい!」など知り合いからのクチコミ・紹介などによる集客になります。
最近ではSNSを利用した集客方法などもあり注目を集めています。
SNSとは「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」の略で人と人とのつながりを促進・サポートする、
コミュニティ型のWebサイトのことです。
主に「mixi」「facebook」「twitter」などが挙げられますが、現在大手企業などがfacebookに参入し、
新製品の告知などを行なって自社サイトへの誘導をはかっています。
ただし、あまり商売っ気が強すぎると敬遠されがちになるので、気をつけないといけません。
■アフィリエイトを用いた集客
これはアフィリエイターと呼ばれる「販売パートナー」を介して、商品を販売する形式です。
アフィリエイターには自社の商品紹介記事・商品写真・リンクなどをブログやサイトで掲載してもらい、
商品が売れたら、設定した成果報酬をアフィリエイターに支払うという販売方法です。
アフィリエイターへの成果報酬については・・・、・売上課金型:売上の数%を報酬として支払う形態
・成約課金型:一つの成約に対し報酬金額を設定し支払う形態
・クリック課金型:1クリックの報酬金額を設定し支払う形態
の3通りがあります。
アフィリエイターにとって魅力的な成果報酬形態を取ることが必要となりますが、
報酬金額が発生することもあり、自社で取り扱っている商品の利益率なども考慮して利用する事が望まれます。
上記の5つ
「検索」+「広告」+「メルマガ」+「クチコミ」+「アフィリエイト」=『集客』
となります。
ネットショップを運営していく上で、集客は売上に影響する大きな要素となります。
しかし当然ながらコストがかかる集客方法もありますので、
自社の商品のコンセプトにとって適切な集客方法はどれなのか?を考慮してチャレンジしてみましょう。