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1.HowTo

みなさま、検索順位は順調に上がっていますか?
上がって安心している方、まだ動きが無くてやきもきしている方。様々いらっしゃると思います。

SEO対策を一生懸命力を入れて頑張って、上がった-!よかったー!!と安心して
しばらくの間チューニングをしていない方、今すぐ管理画面とアナリティクスを開いてみて下さい。
そう、SEO対策は一度行なったら終わり!ではないのです。

Vol.1 SEO対策、その前に でもお伝えしたように、検索エンジンもその評価の方法を工夫していき、
「良いサイト」が上位に表示されるようにプログラムが日々更新されています。
昨日まで有効だったことが、明日には効果がない・・・ということだってありえるのです。

見直しをしないと努力が報われないことも

例えば、下記のアクセス数の比較グラフを見てみましょう。
SEO対策の見直しを定期的にしていない場合、オレンジのグラフのように
「500点以上も商品があるのに、1アクセスもない日がある・・・」なんていう事が起こったりします。

ECサイトコンバージョン率(購入率)は0.5~2%が平均と言われています。1日1アクセス程なら100日たっても1件売れるかどうか、、、というところです。”商品登録頑張っているのに、なぜ売れないんだろう”そう思ったときには、まずはSEO設定の見直しを行うことで、水色のグラフのようにアクセス数を伸ばしていけるかもしれません。

参考データ
「GoogleAnalytics」 より

検索エンジンに見つけてもらえなければWEB上に存在しないことと同じ

それでは、以下の3つのポイントを参考に自社サイトのSEO設定を見直していきましょう!

1.検索結果からの流入数をチェック!

まずは、Googleアナリティクス  にログインしてみましょう。

トラフィック(左メニュー)⇒参照元⇒検索⇒オーガニック検索 ※2013年4月現在
上記のようにページを遷移すると、検索エンジンからの流入数やキーワードをチェックすることができます。登録している商品数に対して、自然検索からきているキーワード数が少ないようだったら、お客様が求めているようなコンテンツ量(情報量)が少ないことが原因かもしれません。

直帰率が高い場合には、検索されたキーワードから流入したページ内容が、求めていた内容でなかったのかもしれません。検索した人の気持ちになって、そのキーワードで検索して表示される、あなたのサイトページを確認してみましょう。

Googleアナリティクス画面
流入数が少なくても焦る必要はありません。サイトを開設してから3ヶ月の間は、リニューアルでもない限り店舗があることを知ってもらえる機会が少なく、アクセス数があまり増えないのが普通です。自社以外のサイトからのリンク(被リンク)があることで、サイトの認知度も高まります。被リンクが増えれば、サイトの評価も高まり検索順位にも影響します。

無料登録できるサイト例Google プレイス
店舗があればぜひ登録しましょう!店舗の位置だけでなく、ネットショップのURLも登録できます。

ただし、評価の低いサイトばかりからの被リンクは効果を下げることもあるので注意が必要です。SEOツール等を用いて、リンクを貼るサイトの評価も調べてから登録するようにしましょう。

CHECK!
□アナリティクスのデータをチェックして、サイトの状況を確認していますか?
□情報量の充実や外部リンクを増やすなど、店舗を見つけてもらうための工夫はできていますか?

2.そのキーワードは”勝てる”キーワード?

Vol.2 Keyword(キーワード)の選定がSEO戦略の鍵 でも紹介したSEOツール  の「競合サイト調査」にて対策したキーワードをチェックしてみましょう。上位10位以内にPR(ページランク)3以上のサイトがひしめいているようだったら、すぐに上位表示するのは難しいかもしれません。また”キーワードで上位表示されているけれど、流入数が少ない”のならば、そもそも検索される数が少ないキーワードなのかもしれません。検索される数を知りたいときには、Googleのキーワードツールを使ってみましょう。

検索されている数をチェック!Googleキーワードツール

例えば”男性、30代、社会人、ブランド志向”など詳細のペルソナ(架空の顧客像)を決めてから、その人が探しそうなキーワードを考えてみると、競合率が高くなく流入が多いキーワードが見つかる場合があります。
また”野菜”という大きなキーワードで狙うのではなく”新鮮野菜”など組合せキーワードによっても穴場キーワードが見つかるかもしれません。

CHECK!
□競合性の高いキーワードを選んでいませんか?
□競合性が高くなくても、検索される数が少ないキーワードを選んでいませんか?

3.情報が重複している、もしくは不足していませんか?

まずは、ウェブマスターツール  にログインしてみましょう。
※カゴラボをご利用で設定が不明な際には、カゴラボサポートセンターまでお問合せください。

最適化(左メニュー)⇒HTMLの改善 ※2013年5月現在

ウェブマスターツールでは、タイトルタグとdesciriptionの問題点を教えてくれます。重複している・長すぎる・短すぎる設定について指摘している文字リンクをクリックすると、具体的にどのページでその問題が起きているかを知ることができます。特にタイトルタグは長すぎる・短すぎるという問題があると、Googleによってタイトルタグの情報を書き換えられてしまうことがあります。指摘された点を改善することで、検索結果上の表示からユーザーが商品についてイメージしやすくなります。

ウェブマスターツール

また、登録した商品の説明文は、業者からもらった説明文や商品に記載されているデータをそのまま使っていたりしませんか?この場合、そのテキストデータで検索してみてください。他社のWebサイトでも同じ情報を使用してはいませんか?
同じ情報のページが複数存在している場合、順位をつけるとしたら、より情報が多いページ、つまりはオリジナルの情報が多いページの方がユーザーにとっては役に立つ情報が多いと判断されます。検索エンジンで、site:サイトURLで検索してみてください。検索エンジンにインデックス(登録)されているページが表示されます。

site:サイトURLで検索してみましょう

もしインデックスページが極端に少ないようだったら、インデックスするに値しない情報だと思われているのかもしれません。

CHECK!
□自社サイトの他の商品ページと同じタイトルタグ、descriptionを作成していませんか?
□他のサイトと同じ情報のみで商品ページを作成していませんか?

最後に

SEO対策というとGoogleやYahooの検索エンジンで上位に!ということに一生懸命になってしまいがちですが、ネットショップの最終目的は”購入してもらうこと”です。いくら上位に表示されて集客できても、購入してもらうための情報がなければ、最終目的は果たせません。コツコツと、ユーザーにとってためになる情報をより多く提供することが、結果としてSEO対策にもつながります。
CHECK!ネットショップの最終目的は、”商品を購入してもらうこと”
SEO対策は継続して、積み上げてこそ効果が発揮されます。
過去の記事もぜひ参考にして、対策にチャレンジしましょう!

連載目次:ここまでできる!カゴラボ基本のSEO講座[全5話]
Vol.1:SEO対策、その前に
Vol.2:Keyword(キーワード)の選定がSEO戦略の鍵
Vol.3:SEOはTitle(タイトル)に戦略なくして戦術なし
Vol.4:クリックにつながるDescription(ディスクリプション)5つのポイント

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