カゴラボでページのdescription(ディスクリプション)は、トップページ・各カテゴリページ・各商品ページにて設定できます。
Googleやyahooの検索結果にて、タイトルの下に説明文(スニペット)として表示される可能性があります。ディスクリプションは、本に例えると裏表紙に書かれている”あらすじ”になります。
アクセス数を伸ばすディスクリプション
ディスクリプションは、検索エンジンのランキングに直接的な効果はあまりないといわれています。けれども、検索エンジンに表示された時のクリック率(CTR)には大きく影響します。
下記の図は、商品のディスクリプションに”【送料無料】値下げしました”という言葉を追加してみた場合の効果例です。この言葉を追加する前と比べて、クリック率は1.25%から3.2%に上昇しました。
モダン仏壇・仏具の通販-kuyoのカタチ(供養の形)
「Google」検索結果ページ/「GoogleAnalytics」 より
同じ400回の表示回数だった場合には、5クリック⇒12クリックとクリック数が倍以上の伸びです。1つ1つの数値は少ない変化と感じるかもしれません。けれど、100の商品を登録していた場合、100の商品分クリック率が倍違う・・・と考えたらいかがでしょう?
”検索順位を上げてアクセス数を増やす”ということだけにとらわれず、商品1つ1つを丁寧に登録していくことも、またアクセスを増やしていくために大事なことなのです。
それでは、以下の5つのポイントを参考にディスクリプションを考えてみましょう。
1.ページごとに異なる説明文を記述する
実際にページには表示されないため、同じ記述を行なっているケースや、設定していないケースが見られます。
検索キーワードに対して適当でない説明文と判断された場合には、本文のテキストコンテンツ内からふさわしいと判断された部分が説明文として採用されることもあります。
検索結果表示例|設定が適切でなく、サイト内情報が表示されている
2.100文字前後の文字数にする
検索結果で表示される際、あまり長すぎると全てが表示されません。逆に短すぎると、ページの内容がきちんと紹介できていないためクリックされにくく、内容を補足するために本文のテキストコンテンツ内からふさわしいと判断された部分が説明文として採用されることもあります。
適切な文字数範囲内で、記述するようにしましょう。
検索結果表示例|短い文章を設定
3.キーワードを含める
検索したキーワードが説明文に盛り込まれている場合、その部分が太字になります。目に入りやすくなるため、求めている商品を探しているユーザーに、よりアピールできるでしょう。
検索結果表示例|検索キーワードが太字で表示
4.タイトルに出てこない情報を補足する
タイトルに表示されている商品名だけでは、ユーザーにとって”探しているものかどうか”ということが判別できないかもしれません。その商品を探しているユーザーにとって、必要と思われる商品情報を優先して記述するようにしましょう。
検索結果表示例|商品情報を詳しく設定
5.他社と差別化できるメリットを含める
もし競合他社と比べて差別化できる点があれば、含めておくとよいでしょう。例えば、数量限定、〇%OFF、特別価格、送料無料などです。食品の場合には、話題の〇〇、選ばれた、贅沢な、みずみずしい・・・なども考えられますね。
”この商品を求めるユーザーはどんな点を比較するか”ということを考えて、魅力的な内容を記述しましょう。
検索結果表示例|他社と差別化できるメリットを設定
このように、”クリックされる設定”といってもサイトによって異なってきます。制限文字数の中で、キーワードを意識しつつ自社商品の魅力をたっぷり詰め込みましょう!
タイトル・キーワード・ディスクリプションの設定を終えた後、すぐに検索エンジンは見にきてくれませんし、設定して終り・・・ではありません。検索エンジンの動向をチェックしながら、サイトのアクセス状況をチェックし、より有効な対策を考えて対策していくことが必要です。
それでは次回、設定後の基本的なチェックの仕方を説明していきます!
Vol.5 SEO対策でPDCAを行なうための3つのポイント